バレンシアガのパファージャケットを纏うべき理由。【スタイルを作る新名品その07】
Fashion 2024.11.11
メゾンが受け継ぐ伝統と美意識、そして現代に寄り添う革新性が共存する、新時代のアイテムたち。ベーシックをこよなく愛するスタイリスト飯島朋子が、これからの時代の"スタイルづくり"に欠かせない、10の名品を選んだ。
バレンシアガのパファージャケット
「ボリュームのあるアウターは時に野暮ったさが出て敬遠されがちですが、バレンシアガのパファーはまるでアートピース。スポーティなボリュームアウターの概念を変え、モードに昇華したアイテムだと思います。機能性や防寒はもちろん、襟の部分は形状記憶が可能となっているので、襟を立てた際の表情も美しく決まります」。(スタイリスト飯島朋子)
着こなしの細やかなディテールが追求できるので、ドレスアップする気持ちで纏いたい。華やかなカラーリングにも注目。
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神奈川県生まれ。たくさんの服に触れてきたからこその、審美眼に定評がある。ワードローブの半分をメンズ服が埋め尽くし、自分にとってのエッセンシャルにはスニーカーと黒のレザーシューズを掲げる。
*「フィガロジャポン」2024年12月号より抜粋
photography: Hiroko Matsubara styling: Tomoko Iijima