マイベストコスメとこの一年の振り返り。

ボーテスターや美容のプロたちは、この一年どんな美容に心を動かされ、取り入れたのか。トレンドではなく、あくまでパーソナルな美容を総括。個人的な“推し”コスメとともに紹介。

かわいい視線｜最果タヒ（詩人）

きれいになりたいというより、きれいでない状態でいるのが怖い、というのはあって、そこから逃れるために色んなことを気にしていたように思う。そういう恐怖心からコスメを選ぼうとすると、答えがそこにはっきりある気がして選びやすくはあるのだけど、でも、それは本当に自分が選んだものなのだろうか、わからないなとたまに思う。自分がきれいでない時に「きれいでない」と指摘する誰かや何かがすべてを決めてしまっているのではないかって。ただ、それでも他人は自分を見ている、というのは事実だし、他人を完全に意識しないで「きれい」について考えるのは難しい。私より私の外見を見ているのはその「他人」たちなんだから。

マスクをつけて人には見えない「自分」が増えると、ちょっとだけ「他人が自分を見ている」と意識することから自由になれる気がする。他人の目っておもしろい、自分は自分のすべてを知っているが、この人はマスクで隠れてない目元の部分しか知らないんだな、と思うと、これまで戸惑うしかなかった他人の視線に少しかわいげを感じるようになった。表情が見れないといった意見もあるのだろうけど、マスク越しでしか他人を見ることができない、というのは「他人が自分を見ている」というのをだいぶマイルドにしてはくれている。自分は自分の姿を常に見ることができないけど、他人はいつでも見ることができるんだ、というのはかなりの不安を生んでいたけれど、他人の方が自分をちゃんと見ることができない、という状況になると、なんだか他人の視線が愛らしく思えた。どんなに見られても他人は私の口元を知らないわけで。何を思われても不完全なわけで。なんかかわいいって気がした、他人ってかわいい。私の口元さえ知らないのだ。

きれいになりたいというか、顔を楽しみたいなと思うようになっていました。いろんな色のアイラインを見るのとか、今はすごく楽しい。自分の顔をどうするのか、それに対してどう思うのか、当たり前のことだけどでも気を張らずに「私の自由」って今なら簡単に言える気がします。

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あらゆる世界に目を向けて美を育む。

安倍佐和子
ビューティエディター

たるみケアにアンテナを張っていた一年。サステイナブルやクリーンビューティ、ウェルネス意識の高まりも例年以上に。個人的にはアート見学や日本再発見で大充実。

左：ブライトピーリングとエイジングケアを同時に叶える美容液。「サステイナブルでありながらラグジュアリー。肌の濁りが消え、ツヤ高い高貴な質感に」。アベイユ ロイヤルアドバンスト ダブルR セロム 50ml ￥27,390/ゲラン　
右：夜間に活発になる肌再生に着目した濃密ローション。「厳選された美容成分がすみずみまで染み込み、キメが立ち上がり、肌が艶やかに冴えわたる」。スプレミヤ スキンケア ローション 140ml ￥29,700/シスレージャパン

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リップを起点にした、ムードづくりを再発見。

松本千登世
ビューティエディター/ライター

口紅ってすごい、と実感。色みも質感も、使い心地も仕上がりも、進化したラインナップに“喜んで”翻弄された。唇を主役に、肌や目元、髪を考えてワクワクしていた。

左：ハチミツ由来の酵素エキスが肌の基盤にアプローチ。「みずみずしい感触からは想像できないほど、肌密度がアップ。肌がぎゅっと満ちるとこんなに印象が変わるのだと、感動中」。LL プロ セラム 30ml ￥23,100/シャネル
右：こっくり濃厚なソリッドオイルで、贅沢に落とすクレンジング。「キメのひとつひとつに吸い付くように広がる、その快感たるや!」。ヴィアルム ザ クレンジング クリーム125g ￥11,000/スック

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健やかであるよう、原点回帰でシンプルに。

板谷由夏
女優

肌を守るのにあらためてワセリンを見直したり、浄化と温熱効果の高いエプソムソルトで入浴したり。家族全員の健康を考えたミニマムケアを大事に積み重ねた。

左：みずみずしいタッチで、色ムラやくすみをカバー。「2022年の肌は一年を通して、これ一本で。適度なカバー力があるのに、乾燥しないのが最高」。アイマイ BBクリームUV SPF50・PA++++ 30g ￥4,180/モデラート　
右：しっとりしたパウダーが肌と一体化。「チークはパキッとした発色より、肌になじむローズベージュでさりげなく陰影を引き立てるのが気分」。ブラッシュ カラー インフュージョンR2 ￥3,850/ローラ メルシエ ジャパン

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革新的なテクノロジーが、手ごたえをくれた。

貴子
松倉クリニック代官山 院長

分子のリサイズやリポソームなどデリバリー技術の進歩や、優れたリフト力や擬似角層をつくるなどクリームの進化も目覚ましく、豊作なスキンケアに心が躍った。

左：人気のパウダーがプレストで登場。「お直しのたびにメイク直後の透明感が戻る。マスクを外す場面でも自慢できる肌に」。パルファム ジバンシイ プリズム・リーブル・プレストパウダー 1 ￥7,480/LVMHフレグランスブランズ　
右：汗の中に含まれるタンパク質と糖が結びつき、毛穴だるみを引き起こすことに着目。「糖化汗から毛穴をバリアする処方は男性にもおすすめ。シプレフローラル調の香りもいい」。B.A ローション イマース 120ml ￥13,200/ポーラ

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サステイナブル意識が新たなフェーズに突入。

MICHIRU
メイクアップアーティスト/ビューティディレクター

ハイブランドでもサステイナブルなアイテムが増加。購入することが社会貢献になり、地球への配慮が最終的に自分にも優しいという“気付き”をたくさん実感できた。

左：2層をシェイクしてボディをマッサージ。「リラックスする精油の香りも最高。マッサージタイムが楽しみに」。デュアルエッセンス ボディオイル 01 100ml ￥6,600/アスレティア
右：赤のニュアンスが宿る3色アイブロウ。「モーブな配色と柔らかなテクスチャーで、抜け感が演出しやすい。目元を華やかに引き立て、さりげないのに存在感のある眉に」。インディケイト アイブロウパウダー 08 ￥3,850/セルヴォーク

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素早く自信をくれる、コスメに感謝。

渡邉季穂
uka 代表/ ネイリスト

人に会わないという甘えで美容意識が低下気味に。それでも急遽人前に立つこともあり、即効性の高いものに魅かれた。目元はシャドウよりマスカラ主役で軽めが気分。

左：艶やかな上向きまつ毛を叶えるカラーマスカラ。「マスク生活でまつ毛メイクがモチベーションアップに。悪目立ちしない、ちょうどいいピンクブラン」。ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー 02 ￥3,300/ジルスチュアート ビューティ
右：新技術の採用により高配合したオイル効果で、湿度を感じる頰に。「大人のくすんだ肌にもほどよくなじむ血色感。ふわっと紅潮した感じが自然に演出できる」。メルティング パウダー ブラッシュ 09 ￥6,050/スック

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肌も心も、揺らがない、芯の強さを求めて。

宇野ナミコ
美容ライター

環境の変化に揺らがないよう、肌もインナーケアも本質的に立て直すものに目が向いた気が。ライフスタイル系アイテムの充実もあり、香りや精油の力にも支えられた。

左：神秘的な夜をイメージ。「イングリッシュ カモミールなどが奏でる甘く穏やかな香りで、疲れから解放」。ナイトコレクション ムーンリット カモミール ピローミスト 50ml ￥5,940/ジョー マローン ロンドン
右：2021年のベスト、リポソーム美容液のクリーム版。「コクがあるようで瞬時にとろけ、ぐんぐん浸透。クリームのために調整したリポソームが乾いた肌を潤いで満たす」。リポソーム アドバンスト リペアクリーム 50g ￥11,000/コスメデコルテ

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マスク需要で進化した、マットリップに夢中。

佐々木奈歩
ビューティエディター

マットリップに目覚めた年。マスク生活でニーズが増え、開発技術も向上し、使いやすいリップが多かった。指塗りでぼかすようにのせてリラクシーな雰囲気で。

左：プレミアムなスキンケアシリーズから登場した目元用コンシーラー。「アプローチも新しい。印象を左右する目元への最高の投資」。サブリマージュ ル コレクトゥール ユー 全4色 10g ￥14,850/シャネル　
右：2剤を混ぜてフレッシュな炭酸を発生させるジェルマスク。「エステいらずの炭酸マスクが、エステを超えてきた! 超ハイレベルの濃厚炭酸」。メディプローラー CO²ジェルマスク プレミアム 6回分 ￥12,210/メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ　

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リップメイクが、ランジェリー感覚に。

藤井優美
美容エディター/ ライター

飲食の機会が増え、マスクを外すことが多くなり、フィックス力の高い色鮮やかなリップをヘビロテ。いまやリップを塗らないと、下着をつけていないような感覚（笑）。

左：天然精油100%の香りが心と身体にしっかりアプローチ。「記憶力や認知能力などを高めて、脳をすっきりクリアに。朝の仕事のスタート時に欠かせない」。衣風if オーデコロン EQ.00 14ml ￥9,680/イトリン
右：ダイヤモンドのような上質な光とともに目元の陰影を際立たせ、軽やかに調和する4色。「捨て色がないすべて使えるベージュトーン。これひとつあれば、オンもオフもお任せできる」。ルナソル アイカラーレーション 15 ￥6,820/カネボウ化粧品

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多角的なアプローチで、隠れた下半顔をケア。

片岡えり
美容エディター/ライター

マスク生活で髪型と顔の上半分だけなら年齢感はコントロール可能という結論に。マスク解放デーに向け、美容医療や美顔器で口元ケア&輪郭引き締めケアを強化した。

左：黒のピグメントを潜ませた大人のためのカラーマスカラ。「しっかり発色する濃密なレッド。華と甘さとキリッと感がバランスよく調和」。エクストラボリューム カラーマスカラ 08 ￥4,840/アンプリチュード
右：キメを模倣し、24時間キープするリキッドファンデーション。「カバー力は高いのに、リアルな肌に仕立てる貴重なセミマット。先進のキメ再現技術がここに」。オールアワーズ リキッド SPF39・PA+++ 全10色 25ml ￥7,370/イヴ・サンローラン・ボーテ

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免疫力を高めて、内外でエイジング対策。

永富千晴
美容ジャーナリスト/club C. 主宰

セルフとプロの両軸でエイジング対策にしっかり向き合った一年。インナーケアは、発酵ジュースやビタミンCなどを積極的に摂り、免疫力を下げないよう心がけた。

左：美容クリームファンデの名品。「肌に塗る、ではなく、溶け込む感覚。上質でしなやかな仕上がり」。ル・フォンドゥタンn SPF25・PA++ 全7色 30g ￥33,000/クレ・ド・ポー ボーテ
右：“見えない包帯”の異名を持つクリームの朝用。日中の外的刺激から肌を守る。「過敏な肌を守るだけでなく、プロキシレンのハリ効果を感じるクリーム。美容医療後に使うと効果が長持ちする気が」。リプラスティ R.C.デイ クリーム 51g ￥48,400/ヘレナ ルビンスタイン

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＂もともと敏感肌＂に、うれしい時代がきた。

前野さちこ
美容エディター

マスク生活で“国民総敏感肌”だったからこそ、肌揺らぎを受け入れながら結果を出すスキンケアが増えた印象。日本発プチプラブランドの進化も目を見張るものが。

左：眉ペンシルとコンシーラーがコンパスのような形態に。「この手があったか! と脱帽。隠すのではなく光を集める発想のコンシーラーもいまっぽい」。フジコ 美眉アレンジャー 01 ￥1,650/かならぼ
右：濃厚なコクのあるテクスチャーで肌悩みをカバー。「色ムラを整えながらも、ツヤのオーラで肌を包む。大人世代が理想とするシームレス肌が完成」。フォンダン クリーム ファンデーション SPF25・PA++ 全5色 30g ￥5,500/ポール & ジョー ボーテ

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変化する肌に向き合い、セルフケアを見直し。

青柳文子
女優/モデル

30代半ばになって肌悩みが増え、ターンオーバーの乱れも如実に。ピーリングなどの角質ケア、毛穴ケアに注力した。メイクも肌なじみやキープ力、質感重視に。

左：敏感肌を研究し尽くした結果、辿り着いたシリーズ。摩擦フリーでなめらか。「揺らいだ時には特に優しく、価格とのバランスも素晴らしい。お守り的存在」。センシティブスキン モイスチャライザー 100g ￥3,630/オサジ　
右：ベストセラーの発酵ローションが8年ぶりにアップグレード。「発酵系でありながら、使いやすい香り。保湿力も高く、肌当たりも穏やかで安心」。マイクロ エッセンス ローションBF 200ml ￥15,510/エスティ ローダー

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プロに頼る一方、インナーケアにも注力。

AMO
モデル/ブランドディレクター

肌質や、クマやくすみの対処方法などに変化を大きく感じて、スキンケアを模索。肝斑ケアのため定期的にトーニングを受けたり、食事改善やサプリメントの摂取も。

左：赤み、黄ぐすみ、顔色の悪さなど、肌悩みを調整するベース。「顔の部分ごとに3色を使い分け。透明感が格段にアップ」。ヒンス セカンドスキントーンアップベース SPF50+・PA++++ 全3色 35ml ￥3,300/ヒンス
右：BHA、AHA配合でありながら敏感肌にも優しい処方。「角質ケアの重要性を教えてくれた美容液。肌のキメが整って、毛穴トラブルや肌のザラつきに悩まなくなった」。エファクラ ピールケア セラム 30ml ￥4,950/ラ ロッシュ ポゼ

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苦手意識のあった色も積極的にトライ!

佐々木 茜
ブランドディレクター/デザイナー

人に会う機会が増えたこと、ジェルからセルフネイルにしたことで、全身のカラーバランスに変化が。いままで使ってこなかった寒色系や中間色にも挑戦するように。

左：大胆な発色となめらかなつけ心地を両立。「マットなのに重さがなく、スルスルとなめらか。ナーズらしい印象的なカラーバリエにワクワク」。パワーマット リップスティック 102 ￥4,290/ナーズ ジャパン
右：コメ発酵液をキー成分にした保湿ジェル。「入浴後すぐに塗れば、本格的なスキンケアまでゆっくり支度しても乾燥知らず。温泉やサウナのお供に必須」。モイスチャライジングジェル RJ100ml ￥2,970/ウカトーキョーヘッドオフィス

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ファスティングを機に、ミニマムケア志向に。

菊乃
デザイナー

2022年はファスティングに初挑戦。食べ物がいかに身体や肌に影響するかを実感し、いままで摂っていなかったサプリメントや腸内環境を整えることに興味がわいた。

左：色とリンクした香りも楽しめるリップオイル。「眉とチークにこのリップ、というミニマルメイクが気分。主張しすぎないツヤ感がいい」。エルメジスティブル01 ￥6,380/エルメスジャポン
右：美肌菌発酵液を豊富に含んだスキンケアするUV。肌を自然にトーンアップする。「紫外線から肌を守りながら、ツヤをオン。乾燥が気になる時にもスキンケア感覚で塗り直し」。エフォートレス UV セラムヴェール SPF34・PA+++ 40g ￥6,050/ソフィスタンス

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成分の知識を得て、コスメ選びが変化。

太田莉菜
女優/モデル

スキンケアにこだわった2022年。朝はビタミンC、夜は軽めのレチノールと、自分の肌が必要としている成分を知り、化粧品選びがより明確に。スチーマーも大活躍。

左：メイクアップアーティスト、ルチア・ピカが参加して話題に。「広告ヴィジュアルも素敵で、自分を洗練させてくれるお守りのような、魔法のようなリップ」。 バイレード リキッドリップスティック ヴァイナル ファントム ￥6,820/エドストローム オフィス
右：ビタミンC の含有量世界一といわれるカカドゥ・プラムを使用。「紫外線対策として愛用。さっぱりとしたテクスチャーも朝に最適」。 アンティポディース ディエム C ウォータークリーム 60ml ￥6,380/川辺

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まつ毛メイクで遊ぶ、楽しさに開眼!

シトウレイ
ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト

まつ毛パーマに始まり、まつ毛美容液で自まつ毛の長さを自分史上最強に伸ばし、カラーマスカラでアイメイクを楽しむという、とことんまつ毛にフォーカス。

左：香水であり化粧水である、という新形態。「目からウロコ!　細かなミストシャワーに包まれて、肌も心もすっきりと気分転換」。イエバンドゥ パルファムシャワー ヴィルフランシュ シュル メール 28ml ￥7,150/コスメトウキョウ
右：パワフルな植物エキスと精油の力で前向きな肌に。「科学的根拠に基づいた精油ブレンドで、結果の出るオーガニック」。シー ザ パブリックオーガニック シンクロブルーム フラワーネクターローション 120ml ￥6,050/カラーズ

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ロングヘアになり、スタイリングを研究。

とんだ林 蘭
アーティスト

髪が伸びて、顔周りの髪の動き、ポニーテールの結ぶ位置、スタイリング剤の比較など、ヘアスタイルについて考える機会が増えた。セットでサロンに行くのも新鮮!

左：カメリア由来のパワフルな美肌成分が澄み渡る肌へと導く、シグニチャー的存在の美容液。「サラッとしたテクスチャーで、瞬時に肌が元気になる感じ。気分を上げてくれるリッチな香りも好き」。セラム N °1 ドゥ シャネル 30ml ￥13,200/シャネル
右：くすみ系のピンクが4色。血色感と立体感を目元に宿す。「上品で大人っぽいピンク。透け感のある発色で淡く色づくから、失敗しにくいのもいい」。ヴァティック アイパレット 02 ￥6,820/セルヴォーク

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時短美容が叶う、ケア効果の躍進。

編集 KIM

メイクアイテムのケア効果と“落とす”ケアの進化で、“足す”ケアを怠けても肌荒れせず、結果、時短美容に。

華やかな色バリエで誕生したアイパレット。「4色でグラデにしても、単色をほかのアイカラーと合わせてもいい。アイメイクの幅が広がる使い勝手の良さ! 」。オンブルジェ 011　￥10,340/ゲラン

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あらためて、いい意味で、他人の目を意識。

編集 SK

毎月動画に出ることで、客観的に自分の顔、肌、髪、メイクを見て、美容の足し引きを考える機会を得た。

濡れた艶やかな黒髪をイメージしたという黒。「まつ毛パーマを始めて以来、繊細な仕上がりの黒マスカラが必須に。この自然さ、絶妙」。グロッシーラッシュ マスカラ 01 ￥3,850/アンミックス

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ヨガを追求し、ストーリーを大切に。

編集 TI

物語のあるブランドへの興味と、ヨガの学びを深めたことで美容をよりホリスティックに捉えるように。

ツヤとマットの中間に位置する、生っぽいロウグロウ質感。「まるで“ 生命力を纏う”ようなリップ。05は塗るだけでサマになる洗練のブラウンレッド」。ザ リップカラー 05 ￥3,850/RMK Division

＊「フィガロジャポン」2023年1月号より抜粋