update:2024/05/24
パリ滞在中の食事に変化をつけたいときは、素材使いや内装、メニューにパリらしいひねりを利かせた異国の味を求めて。メキシコを代表する料理、タコスにフレンチワインをペアリングする、パリならではのメキシカン「リュズ・ヴェルデ」へ。
週末の夜になると賑わうアンリ・モニエ通りにある。温かみのある店内は30代前後の客でいっぱいに。
勢いを増す9区「SoPi」エリアにあるタケリア(タコス店)。メキシコ人の母を持ち「フレンチー」で修業してきたシェフが作る仔羊やチキン、牛ほほ肉の煮込み入りなどのタコスは、丁寧な仕込みがうかがえる温かみのある味だ。それを引き立てるワインを「フレンチー・バー・ア・ヴァン」で経験を積んだ目利きがセレクト。フレンチとメキシカンのいいとこ取りのおいしさを楽しみに行きたい。
40時間低温調理した豚肉が具の「Tacos de Carnitas」6ユーロ。タコスには赤ワインをぜひ。おすすめはローヌの「Campagne Bacchus 2012」グラスで6ユーロ
柑橘類で1週間香り付けしたオイルを使い、タマネギやビーツ、カリフラワーのピクルスを盛り付けたタイのセビーチェ。酸味とほのかな甘みが心地いい。「Ceviche」11ユーロ
関連記事:
- パリの造幣局が、モダンアートの発信地に!モネ・ドゥ・パリ<6区>
- パリでしか味わえない高揚感と、3ツ星シェフの極上ソース。アレノ・パリ・オ・パヴィヨン・ルドワイヤン<8区>
- アラン・デュカスのヘルシーな美食を、パリで味わう。アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ<8区>
- パリで楽しむ、備長炭で焼いた牛肉の食べ比べ。パージュ <16区>
- 素材のストーリーも味わう、パリ11区のフレンチの名店。レ・デゼルトゥール<11区>
- コリアンテイストを加えたフレンチのコース。ピエール・サン・オン・ガンベイ <11区>
- 国産食材にこだわる、パリ10区の隠れ家フレンチ。ポルト・ドゥーズ <10区>
- ソースの名手のマジックに、拍手!コントワール・カナイユ<9区>
- 野菜たっぷりのインド料理を、軽やかに鮮やかに提案。エムジェ・ロード<3区>
- バターに頼らず、肉汁で軽い仕上がりに。エグザゴヌ<16区>
- 五感すべてに響く、豊潤な旨味の世界。クローヴァー<7区>
- プリプリのオマール海老を、丸ごと!レ・パンス<4区>
- 19世紀のパリの雰囲気を感じながら本格イタリアンを。カフェ・ステーン<2区>
INFORMATION
Luz Verdeリュズ・ヴェルデ<9区>
24, rue Henry Monnier75009
+33 (0)1 70 23 69 60
PIGALLE、ST GEORGES
12時~15時、19時~24時 無休
MASTER、VISA
photos : TAISUKE YOSHIDA, réalisation : AKIKO KAWAMURA
※掲載情報はFIGARO 2015年4月号 別冊「パリ最新アドレスブック。」 より抜粋
この店舗について情報を編集部に送るRELATED SHOP