日常にときめきをもたらす、2021ボーテスター賞発表!
Beauty 2021.12.20
ウィズコロナのまま年末を迎えた2021年。旅にも行けず、人とも気軽に会えなかった1年だったからこそ、おうちで楽しめる美容が、どれだけ救いとなったことか。ボーテスターと美容のプロが選ぶベストコスメで、肌をいたわり、メイク魂を呼び覚ませば、毎日がもっとときめく!
生活スタイルの変化から早2年。慣れと同時に疲れも蓄積し、肌と心に大きく影響が表れた。長く続くマスク生活で、肌荒れしているのが当たり前になり、たるみやくすみはより深刻に。だからといって、ファンデーションやリップを塗らずにいるのも、ラクを越えてもう飽きた。そんな2021年に私たちが求めたのは、絶対的な安心感と日常にふわっとときめきをくれるコスメたち。クレンジングで汚れも雑菌もウイルスも洗い流し、スキンケアは信頼の高いシリーズの進化版で揺らぎも悩みも解消。マスクありきのメイクは、眉毛やまつ毛も色で装い、目元印象の精度を上げる一方で、快適さを追求した賢いアイテムがベースメイクやリップを再び楽しめる気分にしてくれた。そして、日々自分をいたわり、気持ちを切り替えられる精油の力は、ますます欠かせないものに。ボーテスター賞は、コロナ禍の肌に寄り添い使うたび心をときめかせてくれたコスメたちに授けたい。
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<CLEANSER編>
落とす・洗うことで、日々のスキンケアの質を高める3品。
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「記憶2.0」 最果タヒ 詩人
忘れるかわりに、洗い流している。
あなたが言ったこと、あなたがしたこと。
私が言ったこと、私がしたこと。引き潮の浜辺に裸足で立ってみる。
生き残るだけで、
全てを許したことになるなんて許せない。
そう言いながら沈んでいく夕陽が、私であなた。
罪の全てを覚えていてほしい、
愛する人には。
いつまでも、死なないで。
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<SERUM・LOTION・MILK LOTION編>
肌を次のステージへと押し上げる、バージョンアップした名品。
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<LOTION・MASK編>
マスクによるくすみ、たるみも解決してくれた今年の名品。
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「ときめき2.0」 最果タヒ
綺麗と言われたくて生きていると思われたら、
いつか、花屋で花束にされて売られるだろう。
帰りの電車から見た夕焼けが、綺麗だった、
誰にも切り取られずに美しくいるために
すべてを燃やしてみたいと思った。
誰にも解決できないさみしさが、
私一人の手で、
綺麗な口紅で、
ほどけていくことがあると、
証明してはならないけれど、
マスクの下につける色が美しいだけで、
私はこの街を燃やしていける気がした。
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<UV CARE・CREAM編>
一日中家にいても、スキンケアする意識。
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<BASE MAKEUP・LIP COLOR・BLUSHER編>
マスクで見えなくても纏っていたい、ときめくメイクアップ。
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「まばたき2.0」 最果タヒ
恋をされたい、
恋したいと思うよりもずっと速く、そう願って、
そのたびにまばたきをする。
人間らしく、(星みたいなことを言わないで)、
人間らしく、愛し合わなくては、
そういう呪い、そういう呪いを全部燃やして、
私は私の瞳を作っていく、私の瞼に色をのせる、
私の涙が、
私のさみしさのせいだけにされるなら、許せない、
どんなに声が聞こえても、
眠れば私はいつも、宇宙の中でひとりきりの星。
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<EYE MAKEUP・EYE CARE編>
マスク時代、まなざしはキワまで精度を上げる。
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<BODY CARE・HAIR CARE・FRAGRANCE編>
精油のパワーで、ストレスフルな日々から解放する。
Beauté Stars
青柳文子 女優/モデル
安倍佐和子 ビューティエディター
AMO モデル/ブランドディレクター
板谷由夏 女優
太田莉菜 女優/モデル
菊乃 デザイナー
佐々木 茜 ブランドディレクター/デザイナー
シトウレイ ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト
貴子 松倉クリニック代官山 院長
とんだ林 蘭 アーティスト
松本千登世 ビューティエディター/ライター
MICHIRU メイクアップアーティスト/ビューティディレクター
渡邉季穂 uka 代表/ネイリスト
宇野ナミコ 美容ライター
片岡えり 美容エディター/ライター
佐々木奈歩 ビューティエディター
永富千晴 美容ジャーナリスト/Club C. 主宰
藤井優美 美容エディター/ライター
前野さちこ 美容エディター
フィガロジャポン編集部
美容担当KIM、SK、TI
*「フィガロジャポン」2022年1月号より抜粋
photography: Keita Goto (W) styling: Yuuka Maruyama (Makiura Office) editing: Sachico Maeno